見つめる、3.11の今
東日本大震災に関わる活動・取り組みをされている方から情報提供いただいた事例を紹介しています。
人生には 思ってもみない事が起きる
宮城県気仙沼市で生活する私は、15年前の東日本大震災の大津波で自宅を失いました。長年生活してきたまちは跡形もなく破壊され、今では土地区画整理事業が進み4,5階建ての災害公営住宅が林立しています。祖父の代から住み続けた地域を離れ現在はまちの高台で妻と暮らしております。今でも自分がまさか災害の被災者になろうとは夢にも思っておりませんでした。震災後私は避難所運営の経験から震災語り部の仕事を通じて、来訪する多くの方々にあの時の体験から学んだ防災の大切さ、特に非常時における心の在り方などをお話しさせて頂いております。また若い頃貿易を通じて習得した英語での語り部も行っております。活動を続ける中で思ってみない事が起きました。色々なご縁が繋がりアメリカのボストンにあるマサチューセッツ工科大学(MIT)から同大学で開催予定の震災イベントの講師として招待して頂く事になりました。人生には思ってもみない事が起きるものです。これは私に与えられた使命だと思い3月には現地に行って被災地の現状についてお話しして来ます!
紹介者・団体名
加藤 英一
プロフィール
宮城県気仙沼市出身。震災時経営していたホテルを避難民に開放、以降施設は避難所となり約70日間管理運営責任者として役割を果たす。縁あって震災後気仙沼を拠点にするNPO 法人の立ち上げに協力、現在でも活動に参加する若者達と交流を続けている。
ツーリズムリアス代表、気仙沼市認定観光ガイドKOMPASS リーダー、震災語り部
ツーリズムリアス代表、気仙沼市認定観光ガイドKOMPASS リーダー、震災語り部
宮城県内で生きづらさを抱える子ども・若者への支援
NPO法人アスイクは、東日本大震災直後に仙台市の避難所や仮設住宅で、子どもの学習支援と居場所づくりをボランティアとして行ったことがきっかけで設立しました。当時は学校が避難所になっており、教育再開のめどが立たないことによって、学習の遅れだけでなく、子どもの居場所がない状況でした。
被災による生活環境の変化は、子どもの様々な体験機会を奪い、意欲や自己肯定感にも影響を与えることがあります。これらが従来からの貧困問題と似ていること、震災がその問題を拡大、顕在化させたことから、震災直後の支援にとどまらず、現在の取り組みにもつながっています。
現在は宮城県内において、生活困窮、不登校、ひきこもり、虐待、ヤングケアラーなど、様々な生きづらさを抱える子ども・若者をサポートする事業を行政や企業と協働しながらつくっています。また、それらを予防するという観点から保育園や児童館の運営も行っています。
被災による生活環境の変化は、子どもの様々な体験機会を奪い、意欲や自己肯定感にも影響を与えることがあります。これらが従来からの貧困問題と似ていること、震災がその問題を拡大、顕在化させたことから、震災直後の支援にとどまらず、現在の取り組みにもつながっています。
現在は宮城県内において、生活困窮、不登校、ひきこもり、虐待、ヤングケアラーなど、様々な生きづらさを抱える子ども・若者をサポートする事業を行政や企業と協働しながらつくっています。また、それらを予防するという観点から保育園や児童館の運営も行っています。
紹介者・団体名
NPO法人アスイク 成尾春輝
プロフィール
1996年、兵庫県生まれ。兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科博士前期課程修了。
兵庫県立舞子高等学校在学時から、東日本大震災などの被災地支援に取りくむ。児童館職員、人と防災未来センター資料室の震災資料専門員を経て、2024年1月からNPO法人アスイクに勤務。現在は家庭での養育になんらかの困難を抱える子どもたちが利用する「子ども第三の居場所」事業を担当。
兵庫県立舞子高等学校在学時から、東日本大震災などの被災地支援に取りくむ。児童館職員、人と防災未来センター資料室の震災資料専門員を経て、2024年1月からNPO法人アスイクに勤務。現在は家庭での養育になんらかの困難を抱える子どもたちが利用する「子ども第三の居場所」事業を担当。
3.11 東日本大震災追悼行事 キャンドルナイト
2024年にドキュメンタリー映画『生きる 大川小学校 津波裁判を闘った人たち』の上映と寺田監督、関係者の只野さんのトークショーを行いました。
2025年はキャンドルやミニライトを持ち寄り、災害の番組を見て、それぞれが東北に込めたメッセージを書き出し、室内で黙とうを行いました。
2026年は一般の方や子ども達にも広く参加を呼びかけ、3月11日にキャンドルナイトを行う予定です。
2025年はキャンドルやミニライトを持ち寄り、災害の番組を見て、それぞれが東北に込めたメッセージを書き出し、室内で黙とうを行いました。
2026年は一般の方や子ども達にも広く参加を呼びかけ、3月11日にキャンドルナイトを行う予定です。
紹介者・団体名
ふじのくに防災士菊川市委員会(静岡県)
プロフィール
静岡県が養成する静岡県防災士、日本防災士会の資格保有者が多いですが、地域の防災を考えていくため、資格のあるなしに関わらず、いろいろな職種の人が集まり様々な角度で地域防災を広める活動をしています。
毎年開いている講演会で近年は2023年に語り部神戸1995の代表長谷川さん、柴田さんに登壇頂き、2024年にはドキュメンタリー映画『生きる』大川小学校 津波裁判を闘った人たちの上映と寺田監督、関係者の只野さんをお呼びしたトークショーを開催しました。
開かれた勉強会や、市の防災出前講座の一部を担ったり、イベントへの出展、啓発活動を行い、身近な人と助かるため、過去の災害から学ぶ活動も行っています。
毎年開いている講演会で近年は2023年に語り部神戸1995の代表長谷川さん、柴田さんに登壇頂き、2024年にはドキュメンタリー映画『生きる』大川小学校 津波裁判を闘った人たちの上映と寺田監督、関係者の只野さんをお呼びしたトークショーを開催しました。
開かれた勉強会や、市の防災出前講座の一部を担ったり、イベントへの出展、啓発活動を行い、身近な人と助かるため、過去の災害から学ぶ活動も行っています。
パネル展
当機構では、啓発活動の一環として、東日本大震災の記録や教訓を伝えるパネル展を、毎年東北各地をはじめ東京でも開催しています。震災の記憶を風化させることなく、日頃の備えの大切さや学びの重要性を広く伝えることを目的としています。国土交通省東北地方整備局や(一社)東北地域づくり協会の協力のもと、道路啓開や津波排水、港湾の航路啓開など復旧・復興を支えた建設業者の活動をはじめ、被災前・被災直後・復興10 年の様子を1 枚にまとめた航空写真パネルなどを展示しています。さらに、アーカイブ映像を通じて、発災当時に現場で懸命に対応した建設業者の姿も伝えています。あわせて、震災伝承施設や当機構の取り組みについても紹介しています。
紹介者・団体名
一般財団法人3.11 伝承ロード推進機構
プロフィール
当機構は、東日本大震災の経験や記憶を教訓として語り継ぎ、情報発信を行うことで地域の防災力の向上と被災地の地域振興を目指しており、研修会の開催や教育旅行関係者の招請、パネル展の実施などを通じて、震災の教訓を広く共有し次世代へとつなぐ活動を行っています。
台湾における訪日プロモーション事業
当機構では、台湾からの海外教育旅行に震災伝承施設を活用していただくため、台北市・台中市・台南市・高雄市の高校を訪問し、教育旅行担当教員を対象とした説明会を実施しています。また、令和5 年度からは高校の先生方を被災地へ招く招請事業を開始し、震災伝承施設に加え、学校交流や体験学習、観光地の視察などを通して、防災教育における活用の優位性を体感していただいています。これまで台北市、台中市の先生を招請し、令和7 年度には台南市の先生6 名を4 泊5 日の日程で受け入れました。その結果、台南市の高校が海外教育旅行先として被災地を選定するなど、具体的な成果につながっています。
紹介者・団体名
一般財団法人3.11 伝承ロード推進機構
プロフィール
当機構は、東日本大震災の経験や記憶を教訓として語り継ぎ、情報発信を行うことで地域の防災力の向上と被災地の地域振興を目指しており、研修会の開催や教育旅行関係者の招請、パネル展の実施などを通じて、震災の教訓を広く共有し次世代へとつなぐ活動を行っています。
3.11 伝承ロード研修会
当機構では、防災・伝承ツーリズム事業の一環として、企業・団体向けの「3.11 伝承ロード研修会」を継続的に実施しています。震災伝承施設や復興現場の見学、語り部による講話、専門家の座学などを組み合わせ、依頼者の目的に応じた研修プログラムを企画。沿道の被災・復興状況の解説や映像を活用し、移動時間も学びの機会としています。地域関係者と連携しながら、社員研修や新人研修などにも活用される実践的な学びの場を提供し、被災地への理解と誘客促進を図っています。
紹介者・団体名
一般財団法人3.11 伝承ロード推進機構
プロフィール
当機構は、東日本大震災の経験や記憶を教訓として語り継ぎ、情報発信を行うことで地域の防災力の向上と被災地の地域振興を目指しており、研修会の開催や教育旅行関係者の招請、パネル展の実施などを通じて、震災の教訓を広く共有し次世代へとつなぐ活動を行っています。
3.11 津波を越えて。2026、 エンジェルくまちゃん 再生と帰郷のプロジェクト
東日本大震災で津波に被災した震災遺品の再生と記憶の継承プロジェクト。あの日、津波に流され、被災した一体のぬいぐるみがあります。その他の多くの日用品とともに、被災ごみとなる運命のものでしたが、2012 年、被災したままの状態で神戸にて預かり、そのまま保管されてきました。ごみとしての処分が、どうしてもできなかったためです。しかし、このまま保管し続け、誰の目にも触れることがなければ、なぜこれを保管するかの意味も生まれません。いつか人の目に触れる場をと考えてきました。
この度、震災15 年を機に、このプロジェクトを立ち上げました。被災したくまちゃんを、丁寧に洗浄し、傷を癒やし、蘇ってもらいます。そして綺麗な姿で当時の持ち主を探し、もしも見つかったならば返還差し上げることとしています。
またこの、全過程をアーカイブし、情報公開し、震災の記憶を宿すぬいぐるみくまちゃんの再生を、多くの方と共有することで、3.11 の先々までの伝承の一端を担うことを目指します。
この度、震災15 年を機に、このプロジェクトを立ち上げました。被災したくまちゃんを、丁寧に洗浄し、傷を癒やし、蘇ってもらいます。そして綺麗な姿で当時の持ち主を探し、もしも見つかったならば返還差し上げることとしています。
またこの、全過程をアーカイブし、情報公開し、震災の記憶を宿すぬいぐるみくまちゃんの再生を、多くの方と共有することで、3.11 の先々までの伝承の一端を担うことを目指します。
紹介者・団体名
NPO法人 ニィティ
プロフィール
2005 年3 月、阪神・淡路大震災10 年を機に、設立のNPO 法人。
震災で学んだ、人と人とのコミュニケーションの大切さをテーマに、「はじめての絵手紙教室」に始まる絵手紙による交流をベーシックな活動に置く。
2026 年1 月、” Beyond the 3.11 Tsunami: The Angel Bear REBORN & RETURN Project. ~ 3.11 津波を越えて。エンジェルくまちゃん、再生と帰郷のプロジェクト” を始動。
現所在地は神戸市東灘区。
震災で学んだ、人と人とのコミュニケーションの大切さをテーマに、「はじめての絵手紙教室」に始まる絵手紙による交流をベーシックな活動に置く。
2026 年1 月、” Beyond the 3.11 Tsunami: The Angel Bear REBORN & RETURN Project. ~ 3.11 津波を越えて。エンジェルくまちゃん、再生と帰郷のプロジェクト” を始動。
現所在地は神戸市東灘区。
参考リンク
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当プロジェクトの特設サイトhttps://ngiti-bear-reborn.org
石川県能登半島地震・ 珠洲の方々との交流の2 年
2024年1 月1日の能登半島地震発災に際し、団は何かしなければいけないとの気持ちにさいなまれ、同年1 月24 日にYouTube にて「しあわせ運べるように石川バージョン」を掲載。反面、地震が起きたからといってすぐに何かをやることは、はばかられた。
翌2025 年1月24 日に神戸で開催された「しあわせ運べるようにコンサート」にて、石川県珠洲市立緑丘中学校音楽教諭である中谷百さんとの出会いがあった。中谷さんは震災後中学校の生徒の心の状態を「居場所」という合唱曲に仕上げていた。団員は神戸の会場別室にて能登半島地震についてのお話と合唱曲の教授をしていただく。
その後団員はその合唱曲を練習し岩手、宮城、新潟、神戸で披露。加えて、東日本大震災の心情とその合唱曲を組み合わせた東日本大震災15 年創作劇「居場所」を発表。ネット掲載。
中谷さんは2025年6月に福島県二本松市にある団の練習会場へ。歌詞の深い読み取りとその背景を学ぶ学習会を行う。
2025 年12月27日、団は珠洲市仮設と緑丘中学校に赴いて仮設の方々や曲を作製した中学生や中谷さんと交流を行う。
団員作製フェルトの起き上がり小法師の顔を完成させるワークショップ等を通して互いの震災について話し合う時間を持った。今後もつながりを絶つことなく交流を続け、互いの語りから未来へつながる時間を続けたい。
翌2025 年1月24 日に神戸で開催された「しあわせ運べるようにコンサート」にて、石川県珠洲市立緑丘中学校音楽教諭である中谷百さんとの出会いがあった。中谷さんは震災後中学校の生徒の心の状態を「居場所」という合唱曲に仕上げていた。団員は神戸の会場別室にて能登半島地震についてのお話と合唱曲の教授をしていただく。
その後団員はその合唱曲を練習し岩手、宮城、新潟、神戸で披露。加えて、東日本大震災の心情とその合唱曲を組み合わせた東日本大震災15 年創作劇「居場所」を発表。ネット掲載。
中谷さんは2025年6月に福島県二本松市にある団の練習会場へ。歌詞の深い読み取りとその背景を学ぶ学習会を行う。
2025 年12月27日、団は珠洲市仮設と緑丘中学校に赴いて仮設の方々や曲を作製した中学生や中谷さんと交流を行う。
団員作製フェルトの起き上がり小法師の顔を完成させるワークショップ等を通して互いの震災について話し合う時間を持った。今後もつながりを絶つことなく交流を続け、互いの語りから未来へつながる時間を続けたい。
紹介者・団体名
子どもに音楽を贈る会 福島しあわせ運べるように合唱団
プロフィール
東日本大震災後、二本松市も地震と放射能被害から自分たちの生活を探る苦悩が続く。子どもたちの苦しみを吐き出させる手立てとして、阪神・淡路大震災復興曲を中核に、二本松市立杉田小合唱部が学習会を繰り返す。その後2015 年、地域の小学生と中学生を公募して「福島しあわせ運べるように合唱団」を結成。
神戸の方々との学びを続け、震災に生きる方々の想いを様々に表現し、自分の生き方を開拓していこうと考え続ける合唱団。
神戸の方々との学びを続け、震災に生きる方々の想いを様々に表現し、自分の生き方を開拓していこうと考え続ける合唱団。
震災創作劇
合唱団は、神戸の方々から震災について学ばせていただきながら、福島の人々の現状を創作劇という形で歌と合わせながら表現してきている。
⚫請戸小学校物語:福島県浪江町立請戸小学校全校生は震災時、協力しながら2 ㎞先の大平山へ逃げることにより命を繋ぐ。反面、多くの偶然が命を救ったことも見て取れる。東京に拠点を置く団塊のノーブレス・オブリージュ作製絵本原作シュプレヒコール劇。
⚫「群青あお」:福島県南相馬市立福浦小学校出身、震災時小学2 年生で二本松市に避難してきた中学生団員作製絵本原作シュプレヒコール劇。
⚫「決を採ります」:東京に自主避難して福島県に数年後に戻ってきた生徒と、避難せずに残っていた生徒との葛藤を描いた創作劇。
⚫「私は、」:父を震災で亡くした生徒が、自分の未来選択時に持つ葛藤を描く創作劇。
⚫「イルミネーション」:イルミネーションのボランティアをする3 人が震災に心を向けていく心情変化を描いた創作劇。
すべて団員が出会った方々の言葉、場所、風景をつむいで作製したもの。地域ホール、演劇大会、YouTube で披露。
⚫請戸小学校物語:福島県浪江町立請戸小学校全校生は震災時、協力しながら2 ㎞先の大平山へ逃げることにより命を繋ぐ。反面、多くの偶然が命を救ったことも見て取れる。東京に拠点を置く団塊のノーブレス・オブリージュ作製絵本原作シュプレヒコール劇。
⚫「群青あお」:福島県南相馬市立福浦小学校出身、震災時小学2 年生で二本松市に避難してきた中学生団員作製絵本原作シュプレヒコール劇。
⚫「決を採ります」:東京に自主避難して福島県に数年後に戻ってきた生徒と、避難せずに残っていた生徒との葛藤を描いた創作劇。
⚫「私は、」:父を震災で亡くした生徒が、自分の未来選択時に持つ葛藤を描く創作劇。
⚫「イルミネーション」:イルミネーションのボランティアをする3 人が震災に心を向けていく心情変化を描いた創作劇。
すべて団員が出会った方々の言葉、場所、風景をつむいで作製したもの。地域ホール、演劇大会、YouTube で披露。
紹介者・団体名
子どもに音楽を贈る会 福島しあわせ運べるように合唱団
プロフィール
東日本大震災後、二本松市も地震と放射能被害から自分たちの生活を探る苦悩が続く。子どもたちの苦しみを吐き出させる手立てとして、阪神・淡路大震災復興曲を中核に、二本松市立杉田小合唱部が学習会を繰り返す。その後2015 年、地域の小学生と中学生を公募して「福島しあわせ運べるように合唱団」を結成。
神戸の方々との学びを続け、震災に生きる方々の想いを様々に表現し、自分の生き方を開拓していこうと考え続ける合唱団。
神戸の方々との学びを続け、震災に生きる方々の想いを様々に表現し、自分の生き方を開拓していこうと考え続ける合唱団。
いのちをつなぐ未来館
いのちをつなぐ未来館では、幅広い年齢層に対応するため様々な防災プログラムを提供し防災学習を推進する活動に取り組んでいます。命を未来につないでいくため、「楽しく学ぶ防災」をテーマとしたプログラムを多数提供しています。
実際に生徒達が避難した道を体験する「避難路追体験」や借り物競争形式で災害時における決断力や活きる知識を身に付ける「防災運動会」、あらゆるケースから本当に自分に必要な防災アイテムは何かを考える「防災リュック作りワークショップ」など、体験しながら楽しく学ぶプログラムが充実しています。また、釡石市へ足を運ぶことが難しい方々向けにオンラインでの語り部や出張講演なども実施し、少しでも多くの方へ教訓を伝承できるよう活動しています。
自然災害は年々激甚化・頻発化しており、いつどこで大きな被害を受かるか分からない状況が続きます。そのような中で1人でも多くの命が未来へつながることを願っております。
実際に生徒達が避難した道を体験する「避難路追体験」や借り物競争形式で災害時における決断力や活きる知識を身に付ける「防災運動会」、あらゆるケースから本当に自分に必要な防災アイテムは何かを考える「防災リュック作りワークショップ」など、体験しながら楽しく学ぶプログラムが充実しています。また、釡石市へ足を運ぶことが難しい方々向けにオンラインでの語り部や出張講演なども実施し、少しでも多くの方へ教訓を伝承できるよう活動しています。
自然災害は年々激甚化・頻発化しており、いつどこで大きな被害を受かるか分からない状況が続きます。そのような中で1人でも多くの命が未来へつながることを願っております。
紹介者・団体名
いのちをつなぐ未来館
プロフィール
いのちをつなぐ未来館は岩手県釡石市鵜住居町にある、震災伝承と防災学習をするための施設です。震災の出来事や教訓を伝えるとともに、釡石市が震災前から取り組んできた防災教育の普及を行っています。展示の他、ガイドスタッフによる解説や防災ワークショップの開催など、災害から未来の命を守るための取り組みを行っています。
被災地に通う イタリア人 物理学者
エンリコ・グラツィアーニさんはローマ出身の量子物理学者。自宅のテレビで見た東日本大震災後に気仙沼市に建設された防潮堤を見て衝撃を受け、一目見ようと2018年に気仙沼市を訪問した。「街に壁を作るなんて、古代ローマ時代や東西ドイツのようだ」と感じていた当初の衝撃は、津波から街を守る手段としての防潮堤の役割や、建設過程での住民の合意形成までの様々なプロセスを知るにつけ、被災地復興への理解に変わって行った。アマチュアカメラマンでもある彼は防潮堤の近隣で生活再建に励む人々や移り変わる街の様子と人々のくらしに視点が移り、以来17 回も気仙沼に通い写真を撮影し続けている。また彼は現在までに母国イタリアのローマとチビタベッキア市(宮城県石巻市の姉妹都市)で写真展を開催しており、イタリアの人々に被災地復興の様子を情報発信している。昨年は念願の気仙沼での写真展を成功させ、来年は是非神戸で開催したいと計画している。
(紹介代理:加藤英一氏)
(紹介代理:加藤英一氏)
紹介者・団体名
Enriko Graziani
プロフィール
ローマ出身の量子物理学者。フォトグラファー
MSPJ 南三陸みなさんプロジェクト!
2011 年、CCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)の震災支援活動としての震災支援活動としてスタート。T ポイント(現V ポイント)を活用した「T カード提示で被災地に児童館を。」プロジェクトでは、T ポイント付与数の1%相当を拠出し、南三陸町と釡石市唐丹に仮設児童館の建設やイベントを支援しました。MSPJ の有志が、児童館で出会った子どもや地域の方々との交流を現在も続けており、年に1 ~ 2 回、東北を訪問しています。
紹介者・団体名
平本 雅則
プロフィール
「ひととひとデザイン」代表。
ICF(国際コーチ連盟)認定プロフェッショナルコーチ。1988 年カルチュア・コンビニエンス・クラブ(株)入社後、人事役員等を経て教育専門会社を設立。世田谷区に研修施設「蔦屋楽舎」を開校し、4,000 名以上にコーチング研修を実施。海老名市立中央図書館館長代理を経て独立。
ICF(国際コーチ連盟)認定プロフェッショナルコーチ。1988 年カルチュア・コンビニエンス・クラブ(株)入社後、人事役員等を経て教育専門会社を設立。世田谷区に研修施設「蔦屋楽舎」を開校し、4,000 名以上にコーチング研修を実施。海老名市立中央図書館館長代理を経て独立。
参考リンク
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別団体のサイト内ニュース、2024年12月の記事:カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)およびTポイント・ジャパンの社員有志の活動の様子が伺える。https://cfc.or.jp/archives/6180
兵庫県の学生団体としての 東北との関わり
震災直後からコロナ渦を経て取り組みの内容は変化していますが、現在は現地のNPO 法人野馬土さんご協力のもと、毎年夏に農業支援や震災発生当時についてのヒアリングといった活動を通して知識や経験を身につけています。
2025 年は、夏に福島県において、下記の活動をしました。
実施日:9/24(水)・25(木)
・原発20 キロ圏内ツアー:双葉町や並榎町を中心に震災跡地を巡るツアーを実施した。案内いただく中、質問会なども盛り込んだ。
・農業支援活動:相馬市のイチジク農園で収穫と、直売所での販売のための袋詰め作業などを経験。
・震災遺構 請戸小学校 訪問:浪江町の震災遺構を訪れ、展示物や当時の映像を通して、東日本大震災の脅威などを学んだ。
2025 年は、夏に福島県において、下記の活動をしました。
実施日:9/24(水)・25(木)
・原発20 キロ圏内ツアー:双葉町や並榎町を中心に震災跡地を巡るツアーを実施した。案内いただく中、質問会なども盛り込んだ。
・農業支援活動:相馬市のイチジク農園で収穫と、直売所での販売のための袋詰め作業などを経験。
・震災遺構 請戸小学校 訪問:浪江町の震災遺構を訪れ、展示物や当時の映像を通して、東日本大震災の脅威などを学んだ。
紹介者・団体名
兵庫県立大学学生災害復興支援団体 L A N
プロフィール
私たち兵庫県立大学学生災害復興支援団体LAN は、東日本大震災の発生を機に発足し、現在まで東北地方を中心に派遣活動を継続して行う学生団体です。最近では2024 年1月1日に発生した能登半島地震を受けて、災害ボランティアを通して能登半島との関わりも深めています。地域貢献活動にも参加したり、関西圏を中心とした他大学との繋がりも深めながらも、「災害ボランティア」の意識を強く持って活動しています。
NPO法人 きっかけ食堂
NPO 法人きっかけ食堂は、東日本大震災をきっかけに生まれた団体です。
「東北に行かなくても、東北や震災について考えるきっかけをつくれないか。」その想いから、2014 年5 月に立命館大学の学生3 人が京都で立ち上げました。震災の命日である毎月11 日に東北の食材と地酒を囲み、生産者さんの声を届ける場を開催。これまでに全拠点合計で250 回以上のイベントを実施し、東北に関わった人はのべ6,000 人以上にのぼります。
2018 年3 月には復興庁「新しい東北」顕彰を受けました。現在は「誰もがどこにいても、地域への想いをカタチにできる世界をつくる」をVisionに掲げ、開催日を毎月第2 土曜日へと広げ、東北に限らず日本各地と人をつなぐ取り組みへと進化しています。
東北風土マラソンには、2023年から30人程度、学生や社会人がボランティアとして参加。エイドステーションで東北の食を提供しています。
「東北に行かなくても、東北や震災について考えるきっかけをつくれないか。」その想いから、2014 年5 月に立命館大学の学生3 人が京都で立ち上げました。震災の命日である毎月11 日に東北の食材と地酒を囲み、生産者さんの声を届ける場を開催。これまでに全拠点合計で250 回以上のイベントを実施し、東北に関わった人はのべ6,000 人以上にのぼります。
2018 年3 月には復興庁「新しい東北」顕彰を受けました。現在は「誰もがどこにいても、地域への想いをカタチにできる世界をつくる」をVisionに掲げ、開催日を毎月第2 土曜日へと広げ、東北に限らず日本各地と人をつなぐ取り組みへと進化しています。
東北風土マラソンには、2023年から30人程度、学生や社会人がボランティアとして参加。エイドステーションで東北の食を提供しています。
紹介者・団体名
NPO法人 きっかけ食堂
プロフィール
東日本大震災をきっかけに京都で生まれた団体です。食を通して地域と人をつなぐ場をつくり、「東北に行かなくても地域を想
うきっかけ」を届けてきました。現在は「誰もがどこにいても、地域への想いをカタチにできる世界をつくる」をVision に掲げ、
東北に限らず日本各地と人をつなぐ取り組みへと広げています。
うきっかけ」を届けてきました。現在は「誰もがどこにいても、地域への想いをカタチにできる世界をつくる」をVision に掲げ、
東北に限らず日本各地と人をつなぐ取り組みへと広げています。
新浜 貞山運河小屋めぐり (仙台市、新浜地区)
私は過去5 年間、津波被災地である仙台市沿岸部の新浜地区にある「みんなの家」に隣接する「となりの畑」という共同農園に関わってきました。
津波後、新浜の復興計画は、現地での住宅再建交渉や、緑地、自然資源、歴史、文化、芸術、そして来訪者の交流を重視したコミュニティ復興計画を策定することから始まりました。ここ10 年間、新浜ではアートプロジェクト、環境教育、講演会、地域の歴史・文化・環境をめぐるウォーキングツアーなど、様々なプロジェクトが展開されてきました。
年間を通して様々なイベントが開催されており、また、実際に足を運んでアートプロジェクトをご覧いただくこともできますので、ぜひお越しください。次回の「新浜小屋めぐる」は2026 年3 月15 日に開催予定です。
また、今年は新浜の豊かな自然と文化史を紹介する絵本制作プロジェクトにも参加しており、3 月に出版予定です。
津波後、新浜の復興計画は、現地での住宅再建交渉や、緑地、自然資源、歴史、文化、芸術、そして来訪者の交流を重視したコミュニティ復興計画を策定することから始まりました。ここ10 年間、新浜ではアートプロジェクト、環境教育、講演会、地域の歴史・文化・環境をめぐるウォーキングツアーなど、様々なプロジェクトが展開されてきました。
年間を通して様々なイベントが開催されており、また、実際に足を運んでアートプロジェクトをご覧いただくこともできますので、ぜひお越しください。次回の「新浜小屋めぐる」は2026 年3 月15 日に開催予定です。
また、今年は新浜の豊かな自然と文化史を紹介する絵本制作プロジェクトにも参加しており、3 月に出版予定です。
紹介者・団体名
マリ・リズ Liz Maly
プロフィール
アメリカ合衆国生まれ。リード大学芸術学部卒業。大学院在学中に起きたハリケーン・カトリーナ(2006)で被災したニューオリンズ市での泥出しボランティアをきっかけに住宅復興に関する研究を始める。2006 年から1年半、神戸大学での交換留学(神戸とアメリカのまちづくり復興の比較研究)を経て2008 年ワシントン大学大学院建築学科修士課程修了。2012 ~ 2014 年人と防災未来センター研究員。2013 年神戸大学大学院工学研究科博士後期課程修了。2014 年から東北大学災害科学国際研究所。
「ふくしまの未来」へつなぐ体験を通して 今を知り思いを伝えたい ~中高生の紙芝居による伝承活動~
東日本大震災と原子力災害による「複合災害」に襲われた福島で、「記憶にない世代」「生まれていない世代」と言われる中高生が、「終わっていない災害」「わかりにくい災害」の続く富岡町を拠点として「福島の過去から今」を世に伝え、共に新しい未来を考え創る活動に取り組んでいる。
彼らは、2024年度から「紙芝居」を媒体として震災を語ってみようと考え、「語る自分が主体となれる」「自分事として発信ができる」体験を重ねている。
(活動に参加した中高生)
ふたば未来学園高校
生田目陽源 箭内佑依 林 七菜 本郷芽生 渡邊叶夢 村山晃志郎
渡辺友輔 石垣結亮 児玉琴心 生田目琴乃
あさか開成高校
桑原莉奈 杉橋音翔 田村陽子 平山寧々 海野百花
佐藤璃杏 坂上愛渚
富岡中学校
大井川天夢 菅野涼
彼らは、2024年度から「紙芝居」を媒体として震災を語ってみようと考え、「語る自分が主体となれる」「自分事として発信ができる」体験を重ねている。
(活動に参加した中高生)
ふたば未来学園高校
生田目陽源 箭内佑依 林 七菜 本郷芽生 渡邊叶夢 村山晃志郎
渡辺友輔 石垣結亮 児玉琴心 生田目琴乃
あさか開成高校
桑原莉奈 杉橋音翔 田村陽子 平山寧々 海野百花
佐藤璃杏 坂上愛渚
富岡中学校
大井川天夢 菅野涼
紹介者・団体名
特定非営利活動法人 富岡町3.11を語る会 代表 青木 淑子
プロフィール
わたしたちは福島県双葉郡富岡町を伝え続ける、語る会です。
〜人の世に起こったできごとは、人によって語らなければならない〜
2011年3月11日、東日本を襲った地震と津波は、福島においては、原子力発電所の爆発事故という人災を引き起こし、約10万の人々が避難を余儀なくされました。
あの日、何が起きて、人々は何を考え、どう行動したのか。あの日から、何を考え、どこに向かって歩いてきたのか。
「富岡町3・11を語る会」は、富岡町民が語り人として、自身の体験、現在の心境、復興への思いを語ります。
(webサイトのメッセージより部分を引用)
〜人の世に起こったできごとは、人によって語らなければならない〜
2011年3月11日、東日本を襲った地震と津波は、福島においては、原子力発電所の爆発事故という人災を引き起こし、約10万の人々が避難を余儀なくされました。
あの日、何が起きて、人々は何を考え、どう行動したのか。あの日から、何を考え、どこに向かって歩いてきたのか。
「富岡町3・11を語る会」は、富岡町民が語り人として、自身の体験、現在の心境、復興への思いを語ります。
(webサイトのメッセージより部分を引用)
参考リンク
音楽によって花開いたさまざまな交流
震災直後から宮城県石巻市にボランティアとして関わり、延べ約100 回にわたり訪問。現在も復興住宅の集会所で演奏するなど、交流が続いています。地元住民が立ち上げ、復興支援を行ってきたNPO 法人やっぺす(旧・石巻復興支援ネットワーク)の理事。ラジオ石巻「石田裕之の神戸to 石巻」は10 年以上、隔週で放送中。
こうした交流が続いてきたことから、2026 年1 月25 日に開催された令和7 年度「石巻防災・震災伝承のつどい」では基調講演の講師を務め、阪神・淡路大震災から続けてきた音楽を通じた伝承活動および石巻との関わりについて、歌を交えて講演しました。また、パネルディスカッションでは東北の語り部らと伝承について語り合いました。
震災関連に限らず、様々なイベントにも出演多数。現在は兵庫県立大学減災復興政策研究科の博士前期課程にて、神戸と石巻の復興住宅における高齢者見守りに関する研究を行っており、石巻市、石巻市社会福祉協議会、自治会、住民などの協力を得て論文を執筆中。
こうした交流が続いてきたことから、2026 年1 月25 日に開催された令和7 年度「石巻防災・震災伝承のつどい」では基調講演の講師を務め、阪神・淡路大震災から続けてきた音楽を通じた伝承活動および石巻との関わりについて、歌を交えて講演しました。また、パネルディスカッションでは東北の語り部らと伝承について語り合いました。
震災関連に限らず、様々なイベントにも出演多数。現在は兵庫県立大学減災復興政策研究科の博士前期課程にて、神戸と石巻の復興住宅における高齢者見守りに関する研究を行っており、石巻市、石巻市社会福祉協議会、自治会、住民などの協力を得て論文を執筆中。
紹介者・団体名
石田 裕之
プロフィール
神戸出身シンガーソングライター。ひょうご防災リーダー、防災士、兵庫県HYOGO の地域づくりアドバイザー。ワーナーミュージック・ジャパンより防災音楽ユニットBloom Works でメジャーデビュー。阪神・淡路大震災30年の神戸市教育委員会事業「ともしびプロジェクト」で神戸市立鷹匠中学校77 回生と合唱曲『ともしび』を制作。NHK 朝の連続テレビ小説「おむすび」に栄養士の板垣智明役で出演。気仙沼の避難所で、食事の改善を呼びかけ炊き出しを行う役を演じた。
参考リンク
東北風土マラソン&フェスティバル
東日本大震災からの復興支援を目的に2014年始まった「東北風土マラソン&フェスティバル」。
宮城県登米市にある長沼(1周約20キロ)を会場に、フルマラソンやハーフマラソンなど5種目を開催。大会のコンセプトは、東北の「食」と「風土」を味わえること。2キロごとに設けられたエイドステーションに、東北6県の特産グルメを用意し、楽しみながら走ることができる「ファンランイベント」になっています。
また、会場では、「東北日本酒フェスティバル」「登米フードフェスティバル」も同時開催。走らない人でも東北の魅力を満喫できるイベントになっています。
大会開始以来、これまでに国内外から3万2千人以上のランナーが走り、
会場には延べ24万5千人が来場。
東北の春の風物詩のイベントとして成長しています。
今年(2026年)は4月19日(日)の開催予定です。
宮城県登米市にある長沼(1周約20キロ)を会場に、フルマラソンやハーフマラソンなど5種目を開催。大会のコンセプトは、東北の「食」と「風土」を味わえること。2キロごとに設けられたエイドステーションに、東北6県の特産グルメを用意し、楽しみながら走ることができる「ファンランイベント」になっています。
また、会場では、「東北日本酒フェスティバル」「登米フードフェスティバル」も同時開催。走らない人でも東北の魅力を満喫できるイベントになっています。
大会開始以来、これまでに国内外から3万2千人以上のランナーが走り、
会場には延べ24万5千人が来場。
東北の春の風物詩のイベントとして成長しています。
今年(2026年)は4月19日(日)の開催予定です。
紹介者・団体名
東北風土マラソン2026実行委員会
プロフィール
東日本大震災からの復興支援を目的に2014 年から大会を主催。
「マラソンで東北と世界をつなぐ」をミッションに掲げ、宮城県登米市を拠点に活動しています。
東北の食と文化を、全国・世界のランナーや来場者に向けて届けています。
「マラソンで東北と世界をつなぐ」をミッションに掲げ、宮城県登米市を拠点に活動しています。
東北の食と文化を、全国・世界のランナーや来場者に向けて届けています。
参考リンク
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東北風土マラソン&フェスティバルHPhttps://tohokumarathon.com/