会場:人と防災未来センター東館3階会議室(予定)
定員:50名 参加費:無料
※イベントは終了致しました。当日のレポートはこちらよりご覧になれます。
写真集『3.11キヲクのキロク』に掲載された写真の提供者で、宮城県在住の3名の方々と、写真集の編集者であり、自身も震災の写真を撮影した佐藤正実氏をお招きし、各人が撮影した写真を映しながら、撮影時の状況や、写真に込められた想い・伝えたいことを語っていただきます。
そして、写真記録を通して震災体験を後世に残していくことについて、みなさんと一緒に考えます。
主催:阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター, NPO法人 20世紀アーカイブ仙台
<お問い合わせ>
阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター 資料室 担当: 高森
E-mail:hitobou-shiryoushitsu@dri.ne.jp Tel:078-262-5058
(@を半角に直して送信ください)
|
中山奈保子さん(展示写真提供者) 宮城県石巻市築山の自宅にて被災。自宅は津波で一階が浸水し、近くに住んでいた義父を津波により失う。自らも子ども二人を持つ親であることから、子どもたちに震災の経験を語り継いでもらおうと、震災の恐ろしさだけでなく、それ以降の親子の日常をありのままに記録する活動「三陸こざかなネット」をスタートさせる。現在は、自らの体験を漫画にした『ねぇねぇしってたぁ?』を出版するとともに、読み聞かせ会、英訳版の制作を進めている。 |
|
齋藤高晴さん展示写真提供者 通訳・翻訳や国際マーケティングを行うLLP「コミューナ・トランスレーション・デザイン」代表。震災後は国連、BBC、MIT、ブリティッシュ・コロンビア州(カナダ)防災担当者などの被災地視察のコーディネート・通訳を務める。また「せんだいメディアテーク」による震災関連記録映像のアーカイブ「3がつ11にちをわすれないためにセンター」の英訳・字幕制作や自らが震災前の南三陸町を取材した映像の英訳・発信など、震災の記録を海外へ伝える活動も行っている。 |
|
衞藤雅之さん展示写真提供者 1971年山形県酒田市生まれ。1997年より仙台市在住。会社員。東日本大震災後、佐藤正実氏のTwitter上での呼びかけに共感し、市民目線の記録を開始。NPO法人20世紀アーカイブ仙台へ記録の提供を続ける。1800枚余の写真は、すべて写真共有サービス「Flickr(フリッカー)」で公開している。 |
|
佐藤正実さん展示写真提供者 1964年仙台市生まれ。出版社「風の時編集部」代表として、NPO法人・20世紀アーカイブ仙台の副理事長として活動。NPOでは、市民が撮った東日本大震災の記録を収集し、編集・出版活動を統括する。2011年4月に震災記録写真をWeb上に公開。5月、震災画像を書籍化する「3.11伊達なむすびあいプロジェクト」始動。2012年3月に写真集『3.11 キヲクのキロク』を出版した。現在は、被災地の定点観測写真の書籍化に向け活動中。 |