災害伝承ミュージアム・ネットワーク:全国の災害伝承ミュージアムのネットワーク醸成のための特設サイト

お知らせ・トップニュース

  1. 「日本災害伝承ミュージアムマップ」公開オンライン版を更新しました。(2024.10.18)
  2. 災害伝承ミュージアム・セッション2024の情報を更新しました。(2024.10.10)
  3. 全国のミュージアム(施設運営者)のみなさま向けのご参画案内を掲載しました。(2024.9.20)
  4. 「ぼうさいこくたい2024 in 熊本」への参画に関連した取り組みを行います。(2024.9.14)
    1) セッション S08
    2) 屋外展示 O21
    3) 関連企画

1) 災害伝承ミュージアム・セッション2024
熊本8年、中越20年、阪神・淡路30年。今描くヴィジョンの共有

ぼうさいこくたい2024 セッション S08:https://bosai-kokutai.jp/2024/s08/

2024.10.19 Sat 14:30~16:00

【日程】
10月19日(土)14:30-16:00
【会場】
熊本城ホール 3F会議室 A1 (オンラインのリアルタイムはなし、後日アーカイブ動画を公開)
【主催】
阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター
【フライヤー】

◾️テーマ

災害伝承ミュージアム・セッション2024
熊本8年、中越20年、阪神・淡路30年。
今描くヴィジョンの共有

熊本地震から8年。現地では複数の遺構・伝承施設の整備が進んできました。またこの時期は、新潟県中越地震から20年、そして阪神・淡路大震災30年を目前とする時でもあります。これらの災害にまつわる伝承施設の事例を通じ、災害伝承の現場の現在の姿を捉えます。こと、これらの場が生き生きとミッションを遂行する上で欠かせない、施設運営者・活用者の側面からの情報と合わせ、日本の災害伝承ミュージアムの現在の課題・将来のヴィジョンを共有します。

災害伝承の送り手・施設の利用者のどちらの立場の方も、全国の災害伝承の現場に携わる方・興味関心のある方に、日本各地の施設の現在の状況の理解を深めていただき、また互いに知り合う機会としていただければ幸いです。

◾️参加方法

下記申し込みフォームから事前にお申し込みください。

(後日のアーカイブ視聴希望の方もお申し込みをお願いします。)

申込フォーム

空きがあれば当日参加もできます。(当日は約10分前より受付・入場開始の見込み)

◾️登壇者

パネリスト:

久保 尭之 氏(写真)

久保 尭之 氏

熊本地震 震災ミュージアムKIOKU
統括ディレクター

1991年鹿児島県生まれ、東京大学工学部卒。東日本大震災後に東北の一次産業の復興に取り組んだ後、2016年熊本地震発災直後より熊本入りして活動を開始。地域再建には産業復興が不可欠との思いから、みなみあそ観光局(地域DMO)の体制整備を行い、その一環として防災教育プログラムの造成・受け入れや語り部ガイド育成、震災遺構の管理・利活用にも取り組む。2023年7月の熊本地震震災ミュージアムKIOKU開館時より統括ディレクターを務める。

豊田 卓子 氏(写真)

豊田 卓子 氏

熊本地震 震災ミュージアムKIOKU
語り部ガイド

1966年長崎県生まれ。2004年に南阿蘇村に自宅を新築。2016年熊本地震時は長崎在住であったが、2021年に移住後、翌年1月から「旧東海大学阿蘇キャンパス震災遺構」にてガイドを始める。2022年秋に阿蘇ユネスコジオパークガイド協会のガイド資格も取得。2023年7月、同震災遺構に「熊本地震震災ミュージアムKIOKU」開館後、継続してガイドとして活動中。

諸橋 和行 氏(写真)

諸橋 和行 氏

公益社団法人中越防災安全推進機構
事務局長・業務執行理事

長岡技術科学大学大学院修了、博士(工学)。専門は雪氷工学。前職にて、国の豪雪地帯・過疎地域対策等に関する調査研究及び政策立案に従事。2010年より「長岡震災アーカイブセンターきおくみらい」の施設運営等に携わる中越防災安全推進機構に所属。

松村 嘉奈子 氏(写真)

松村 嘉奈子 氏

阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター事業部運営課
誘客・運営業務担当

人と防災未来センターでは2005年から来館者対応ディレクターとして勤務。2011年より運営課で誘客・運営業務担当として広報業務等を担う。

コメンテーター

林 勲男 氏(写真)

林 勲男 氏

国立民族学博物館 名誉教授

阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター資料室 震災資料研究主幹

河田 惠昭 氏(写真)

河田 惠昭 氏

阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター長

◾️登壇者ゆかりの災害伝承ミュージアムについて

(イメージ)

熊本地震 震災ミュージアム KIOKU

熊本県が「熊本地震 記憶の回廊」として整備した回廊型フィールドミュージアムの中核をなす体験展示施設。2023年7月に開館。くまもとアートポリス推進賞受賞の展示施設に、地表地震断層を含む震災遺構が併設。また熊本復興プロジェクトにより「ONE PIECE ロビン像」を有するのも特徴。防災教育や震災遺構の管理を担っていた一般社団法人みなみあそ観光局(地域DMO)を中心とする共同体が、指定管理者として運営。地域の語り部ガイド約60名が活躍。周辺の震災遺構を絡めた防災教育プログラムや、毎週末には防災イベントなども行う。

(イメージ)

長岡震災アーカイブセンター きおくみらい

2004.10.23新潟県中越大震災の震災メモリアル施設。新潟県長岡市に2011年開館。中越メモリアル回廊としてリンクする4施設の1つ。長岡市が設置した災害・復興の経験と教訓の発信拠点。2006年に設立の公益社団法人中越防災安全推進機構が運営。機構は中越地域等の教育・研究機関、市民、行政、企業・諸団体等との協働のもと、きおくみらいの他、災害に強い地域づくりのための「地域防災力センター」、持続可能な地域づくりのための「にいがたイナカレッジ」を運用。その他、被災地支援活動等も行う。

(イメージ)

阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター

神戸市中央区に所在。1995.1.17の阪神・淡路大震災の経験と教訓を伝える施設。震災を伝える映像上映、震災関連資料展示、語り部による講話のほか、地震・風水害を含む自然災害のメカニズムや避難方法を学ぶ体験型展示等を行う。兵庫県により2002年に開設。以来、小・中学校の団体旅行など、年間約50万人の来館者を迎え、本年9月1,000万人を達成。また、展示施設の他、震災資料の収集保存、実践的防災研究、災害対策専門研修等、複数の機能を有する組織として、公益財団法人 ひょうご震災記念21世紀研究機構が指定管理者として運用。

◾️日本災害伝承ミュージアム・ネットワークについて

全国の災害伝承ミュージアムのつながりの場づくりに取り組んでいます。

兵庫県のミュージアム「人と防災未来センター」が自主的に事務局を担っています。

賛同・呼び掛け人 及び、応援隊を募りつつ、取り組みを進めています。

防災国体2024バナー

2) 日本災害伝承ミュージアム・ネットワーク・インフォメーション

ぼうさいこくたい2024 屋外展示 O-21:https://bosai-kokutai.jp/2024/o21-2/

2024.10.19 Sat 12:30~18:00, 20 Sun 10:30~14:00

日程:10月19日(土)12:30-18:00、20日(日)10:30-14:00

会場:花畑広場 区分3

主催:日本災害伝承ミュージアム・ネットワーク として行います。

全国にある災害伝承施設がネットワーク、共同して出展し、ご来場のみなさまにご案内します。全国各地にある災害伝承ミュージアムからパンフレットを取り寄せ、またこれらの所在を一望できるマップを発行。ご自由にお持ち帰りいただけます。こと、震災から8年の熊本において整備が進む「記憶の回廊」、新潟県中越地震の「中越メモリアル回廊」、震災30年を目前とする阪神・淡路間の施設群について、パネル展示を含めて注力紹介します。

関係施設における出展ご参画にあたっての詳しいご案内はメール等で差し上げております。新規に連絡をご要望の方はお気軽に事務局までご一報ください。

一般の方への詳しいご案内は追って掲載・ご案内します。

全国のミュージアム(施設運営者)のみなさま向けのご参画案内を書面に記しています。

添付のPDFファイルをご覧ください。(9/20)

3) 10/18 熊本 震災ミュージアム&遺構 巡りツアー

前日、10月18日(金)に、「熊本地震震災ミュージアム KIOKU 」を含む各地を巡る、関係者向け視察ツアーを計画しています。詳しくは追って掲載・ご案内します。

これまでの取り組みの成果・記録について:

2023年の取り組み

日本災害伝承ミュージアム・ネットワーク
「ぼうさいこくたい2023 出展報告と意見交換会」

開催日:2023年10月18日(水)14:00~15:00

オンライン開催: アーカイブ動画をご視聴いただけます。

日本全国災害伝承ミュージアム・インフォメーション
ぼうさいこくたい2023 屋外展示 O-23

開催日:2024年9月17日(日)18日(月)

2022年の取り組み

ぼうさいこくた2022 セッション So-7
「災害伝承ミュージアム・セッション vol.4 2022 日本の災害ミュージアムの現在地」

開催日:2022年10月22日(土)14:30 ~

オンライン開催: アーカイブ動画をご視聴いただけます。

<企画展>「ARで浮かぶ!全国災害伝承ミュージアムマップ シーズン2」

会期:2022年4月26日(火)~ 2022年7月18日(月・祝)

会場:人と防災未来センター 西館2階 防災未来ギャラリー(有料ゾーン)

災害伝承ミュージアム・フォーラム 2022 ー災害語り継ぎの最前線ー

開催日:2022年3月20日(日)13:30 ~ 16:30

ハイブリッド開催: アーカイブ動画をご視聴いただけます。

<企画展>「日本災害伝承ミュージアムマップ」

会期:2022年1月12日(水)~ 2022年3月27日(日)

会場:人と防災未来センター 西館1階 ロビー(無料ゾーン)

2021年度の取り組み

オンラインぼうさいこくたい2021いわて釜石 セッション S30
「災害伝承ミュージアム・セッション vol.3 2021 経験の伝承・次の災害への備え。啓発の新たなチャレンジ(仮)」

開催日:2021年11月7日(日)12:30 ~ 15:00

オンライン開催: アーカイブ動画をご視聴いただけます。

全国の災害伝承ミュージアムへのアンケートリサーチ2021 調査結果レポート

全国の約45施設にご回答いただいた結果を集計し、PDFで公開しています。

<展示>全国がまだすドーム巡回展 噴火災害から30年 1991『 雲仙普賢岳噴火災害』を振り返る

会期:2021年9月7日(火)~ 2021年9月26日(日)

会場:人と防災未来センター 西館1階 ロビー(無料ゾーン)

2020年度の取り組み

オンラインぼうさいこくたい2020広島 セッション SS-04
「災害伝承ミュージアム・セッション vol.2 2020 with コロナ時代における課題と展望」

開催日:2020年10月3日(土)11:30 ~ 13:00

オンライン開催: アーカイブ動画をご視聴いただけます。

コロナ禍における災害伝承ミュージアム等へのアンケート集計レポート(2020年10月)

全国の約50施設にご回答いただいた結果を集計し、PDFで公開しています。

<展示>「東日本大震災10年 伝承ロード ミュージアムポスター展」

会期:2021年2月23日(火)~ 2021年4月下旬

震災10年の機に、人と防災未来センターで行った企画展です。

2019年度の取り組み

ぼうさいこくたい2019名古屋 WS-17 ワークショップ
「災害伝承ミュージアムの課題と今後の展望」

開催日:2019年10月20日(日)12:30 ~ 14:00

開催記録のサイトです。アーカイブ動画はありません。

その他

「災害ミュージアム研究塾2013」記録サイト

開催期間:2013年9月14日 ~ 2014年3月15日(全7回)

「日本災害伝承ミュージアムマップ」公開オンライン版

2024.10.18版:順次更新予定

「日本災害伝承ミュージアムマップ」プリント用データ

Oct.2023 ver.2

最新のマップのプリントアウト用・印刷入稿用データをアップしています。
ニーズに合わせてダウンロードし、ご利用ください。

お問い合わせ・連絡先

本件に関し、詳しい案内をご要望の方は、下記メールアドレスまで一報ご連絡ください。

今後、一斉アナウンスの際の送り先に登録させていただきます。

Email: event(at)hitobou.com ※(at)は@マークに変更ください。

日本災害伝承ミュージアム・ネットワーク事務局

兵庫県の災害伝承ミュージアム「人と防災未来センター」が自主的に担っています。

賛同・呼び掛け人 及び、応援隊を募りつつ、活動を進めていきます。

阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター

事業部運営課 企画担当(ディレクター:平林)

〒651-0073 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-5-2 西館5階

TEL: 078-262-5502 FAX: 078-262-5509