■ご案内〜 企画の主旨・概要:

 「復興支援コンサート実行委員会」は、阪神・淡路大震災から18周年となる2013年の1.17に、震災の体験から作られた詩を朗読する催しを、人と防災未来センターで開催します。
 阪神・淡路大震災以降、日本各地での被災体験を直接・間接に表した詩、あるいは、被災体験を乗り越えて歩む想いが込められた詩を、その詩の作者本人が朗読します。(一部、代読あり。)
 「復興支援コンサート実行委員会」は、昨年までの17年間、公募した詩を女優竹下景子さんが朗読する集いを1.17に行ってきました。が、東日本大震災を受け、私たちは、これまでこの集いを行ってきた想いを、今まさに被災渦中にある東北の方々への支援に向けた取り組みとするために、3.11、仙台での朗読の集いの開催へと運び、竹下景子さんを東日本に送り届けることにしました。以降、今年2013年も竹下さんは、東日本大震災の復興支援のために、3.11に仙台で朗読をなさいます。
 一方で、神戸の私たちは、この地でこの催しに込めて取り組んできた想いを、絶やすことなく今後も継続して行くべきことを感じ、やはり今年も集いを行うことにしました。これまで応募していただいた約2500通の詩の中から、選抜され、竹下さんに朗読されてきた詩を集めて作った詩集がありますが、こちらに名を連ねる方々にお声がけし、1.17の想いを確認し、それを3.11への支援につなげていくこと、その継続の大切さを確認し、朗読することに賛同いただいた方々の協力を得て、今回の催しを新たな気持ちで開催することにしました。今回の朗読にも、共通普遍のテーマとして、被災体験を踏まえた『夢・希望・愛・勇気』が流れています。美しい音楽に乗せた作者自身の朗読で、この想いをお届けします。この時間をご参加いただくみなさまと共有できますことを願っています。
 当日は『新年は1.17から始まる』と言われ、今も神戸のことを大切に想っていただいている竹下景子さんから、メッセージも寄せられます。

●これまで全国から寄せられた約2500通の応募作品は、この中から選抜された85編が収まる詩集『明日へ記憶』として出版されています。主催者ではこの詩集を全国の図書館等に寄贈してきています。多くの学校等で防災教育やこころの教育の教材として活用されています。

●18回目の1.17を迎えるにあたり、震災の経験と教訓を未来へと伝え継承する"人と防災未来センター"での開催が実現しました。人と防災未来センターは、センター開設10周年記念事業の一環として、この催しを共催しています。

■プログラム:

●「朗読する詩」と、朗読者の紹介

「お地蔵さん」志田徳子
新潟県より参加。魚沼で本場コシヒカリの生産農家を営む。中越地震の被災者としての一遍。

「畜生」 栗木宏美
愛知県より参加の障がい者。大震災を我がことに置き換えて詩作した一遍。

「コスモス」 米田実
西宮市より参加。阪神・淡路大震災に西宮で被災した体験をもとに出版した詩集からの一遍。ひとぼうの語り部ボランティアとしても活躍。

「電話」 中永公子
神戸市より参加。竹下景子さんが東日本大震災の被災地仙台で1500人を前に朗読し、好評を得た作品を、2012年夏、マリオネットが大阪で開催したコンサートの中で自ら朗読(再演)した。

「2台の幼稚園バス」 平石裕一
東京都より参加。3.11の報道を通して感じたいたたまれない想いを詩作した一遍。

他 計7篇を予定

(朗読する詩編のサンプルPDFを別添します。)

●音楽の演奏、ミニ・コンサート

 マリオネット

  湯浅 隆(ポルトガルギター)
  吉田剛士(マンドリン)
  http://www.asahi-net.or.jp/~qn7y-umi/

アコースティック・デュオ"マリオネット"が、朗読の伴奏音楽を担当し、また、ミニ・コンサートをお届けします。ポルトガルギターとマンドリンが共奏する音色は、日本の私たちの心にもやさしく染み入ります。"マリオネット"は我が国唯一のファド専門ユニットとして評価が高く、映画やTVコマーシャル、舞台等のためのオリジナル曲は絶賛されています。前回2012年の3.11、仙台は東北大学の舞台でも竹下景子さんの朗読の伴奏を担当しました。また全国から100名を越えるマンドリン奏者が集結して結成した"マリオネット・マンドリンオーケストラ"を編成・リードし、仙台で感動的な舞台を届けました。

マリオネット(写真)

● 開催に寄せるメッセージ

 竹下 景子  女優
 小林 郁雄  人と防災未来センター上級研究員

 司会進行:岡 愛子
 総合演出:田平 純吉

■朗読する詩(サンプル):

「電話」 中永公子 を PDFでご覧いただけます。

■開催概要:

名 称:詩の朗読と音楽の夕べ 2013 〜 1.17から3.11へ、語り継ぐ『明日への記憶』〜
日 時:1月17日(木) 19:00開演(約80分間)
会 場:人と防災未来センター 東館1F『こころのシアター』
HAT神戸/神戸市中央区脇浜海岸通1−5−2
電話 078-262-5050(観覧案内)
www.dri.ne.jp
アクセス:https://www.dri.ne.jp/access/
入場料:無料
主 催:復興支援コンサート実行委員会 (事務局長:田平純吉)
共 催:阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター
協 賛:積水ハウス、ほか(予定)
人と防災未来センター略地図

●お問い合わせ:

復興支援コンサート実行委員会(担当:川西)
 住所:芦屋市岩園町1−24
 電話、e-mail等は下記、参加希望連絡先と同様です。

■参加方法:

電話かウェブサイトから、事前予約をお願いします。
(定員100名・先着順)
参加希望者全員のお名前と返信ご連絡先を明記の上、以下の方法でお申し込みください。

電話 090-1147-4298(復興支援コンサート実行委員会事務局)
ウェブサイト www.geocities.jp/roudoku_117 (主催者サイト)
https://hitobou.com/event/roudoku/(催し案内サイト)
ウェブ申込みフォーム https://hitobou.com/event/roudoku/form/
e-mail  roudoku117@gmail.com (復興支援コンサート実行委員会事務局)
FAX 078-262-5509(人と防災未来センター運営課内、担当:平林宛)

お申し込みいただいた方には、後ほど事務局より受付の旨と当日の案内をご返信します。
万が一、1週間経過しても返信がなき場合は、確認のためご連絡ください。
お申し込みは、前日1月16日までの受付とさせていただきます。
会場定員を超えました場合は、ご参加いただけません。お早めのお申し込みをお願いいたします。

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