2026
人と防災未来センターでは、関西
民放NHK連携プロジェクトが進める取り組みに共同し、今年も、こころのシアターを会場とするテレビ公開収録イベント「守りたい、だから伝える」を開催します。
午前は、各放送局が制作の震災31年ニュース企画の上映会、午後は、「南海トラフ巨大地震」からの避難に関する災害報道のあり方を住民や町とともに模索し、1年間取り組んできた取り組みを総括するシンポジウムです。
なお、この催しはNHK大阪放送局が、追って3月放送するテレビ番組として公開収録します。
この催しへの一般参加者を募集します。
ぜひご参加ください。
阪神・淡路大震災30年を機にスタートした「関西民放NHK連携プロジェクト」。関西の民放6社とNHKが局の垣根を超え、震災の経験を未来につなぎ、一人でも多くの命を守る災害報道を目指す取り組みです。
中心となるのは若手の記者、ディレクター、アナウンサーたち。みんなで決めた合言葉が「守りたい、だから伝える」です。
2年目を迎えた連携プロジェクトのテーマは「南海トラフ巨大地震」です。最速2分、最大18メートルの津波が想定される和歌山串本町。町の避難訓練に記者、アナウンサーが参加。住民とともに避難し、難しさを実感。“避難をあきらめる人”がいる現実も知りました。「メディアが取材して伝えるだけでなく、地域に入り込み共に課題を解決する」という新たな挑戦。目指すのは命を守り切るために総力をあげて取り組む「串本モデル」の実現です。
なお本シンポジウムの模様は3月にNHKで放送予定です。
ぜひご参加ください。
震災31年の今年も各局は様々なニュース企画に取り組みました。
その中から若手たちが制作した選りすぐりの特集企画を一挙上映。
一人一人が震災31年に向き合った若手制作者のトークもあわせて上映します。
挨拶:河田惠昭 (人と防災未来センター センター長)
去年11月の串本町の避難訓練は各局がニュース番組で放送、さらに12月にはメディア、住民、町が一堂に会して、様々なアイデアを出し合うワークショップも開催しました。そこから地元の高校が地域と連携して避難訓練を実施する動きも始まっています。
アナウンサーたちの取り組み「関西アナウンス勉強会」では町の防災行政無線で流す新しい避難の呼びかけを検討、避難訓練で実際に使用し、避難の後押しになるのか検証、放送の枠を越えたチャレンジを行いました。1年間の取り組みを紹介しながら、メディアと住民、町がともに「串本モデル」の実現を目指します。
“避難をあきらめる人”の存在は地方の高齢化、過疎化が進む中で、串本町に限らない共通の課題です。津波の高さが34.4メートルと全国最大と想定されている高知県黒潮町の基本理念が「避難放棄者」を出さないこと。“あきらめない避難”のために町と住民が一体となった様々な施策を展開しています。黒潮町をはじめ南海トラフ巨大地震に向き合い、同じ悩みを抱える自治体の住民、防災担当者に参加いただき“避難をあきらめさせない”ために何が出来るのか、ともに考えます。
関西アナウンス勉強会が検討した“新呼びかけ”
串本町の津波避難訓練に各局の記者、アナウンサーが参加
串本町のみなさんとのワークショップで発表する記者
去年11月 津波避難訓練を取材する各局
去年12月 メディアと串本のみなさんとのワークショップ
避難訓練参加者に取材するアナウンサー
“串本モデル”
を目指して立ち上がった住民・町・研究者とメディア